アドバンスコースで学べる「かじた式産後骨盤矯正マニュアル」
の内容の一部をご紹介します!
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産後骨盤矯正の重要性
- 産後の体の変化に対応: 妊娠中に分泌されるリラキシンホルモンにより、恥骨結合や仙腸関節などの全身の靭帯が緩むため、出産後もしばらくこの緩んだ状態が続きます。これを利用して骨盤や背骨の矯正を行うと、効果的です。
- 矯正のタイミング: 「産後半年以内」に矯正を行うことが理想的ですが、それ以降でも骨盤矯正を行うことで体の変化を感じることができます。
産後の代表的な症状
- 骨盤が開いた感じがする
- 身体が歪んでいる感じがする
- 妊娠前の体重やスタイルに戻りたい
- 育児による疲れ
- 授乳時の首や肩のこり
- 抱っこ時の腰や膝の痛み
- 股関節や恥骨、尾骨の痛み
- 尿漏れ
- 手首の腱鞘炎
産後骨盤矯正のポイント
- 施術の強度: 産後はホルモンバランスが乱れやすく、体が不安定なため、施術はあまり強い刺激を避けることが重要です。特に筋肉を緩める施術により痛みが増すことがあるため、注意が必要です。
- 仙腸関節と腰仙関節の歪み: 骨盤の構成要素である仙腸関節と腰仙関節の歪みを安定させるために骨盤ブロックを使用します。
- 筋肉のバランス: 骨盤を支える重要な5つの筋肉(大腿四頭筋、大腰筋、骨盤底筋・内転筋、中殿筋、大腿筋膜張筋)のアンバランスを調整します。これにより、腰痛の軽減や尿漏れ、恥骨の痛みの改善が期待できます。
エクササイズとその指導
- 産後のエクササイズは、特に骨盤底筋や大腿筋の強化に焦点を当て、自宅でも行うことが推奨されています。
- エクササイズの具体的な方法としては、骨盤底筋や大腰筋のトレーニングが効果的であり、これにより尿漏れや恥骨の痛みが改善される可能性があります。