「かじた式骨盤整体」は、以下のようなテクニックを応用し、効果的な施術を提供しています。
ディバーシファイドテクニック ディバーシファイドテクニックとは、その名の通り多様な技術を含む手法で、骨盤から後頭骨に至る各関節に適用できるアジャストメントテクニックです。この手法は、従来のテクニックが限定的であったのに対し、脊椎だけでなく四肢の関節にも対応できるように設計されています。教育現場や臨床現場のニーズに応じて進化してきたこの技術は、多種多様な疾患に対応できる柔軟性を持っています。
SOT(仙骨後頭骨テクニック) SOTは、M.B. DeJarnetteによって開発されたテクニックで、くさび型のブロックを使って骨盤の矯正を行います。このテクニックは、硬膜の緊張を緩和し、脳・脊髄および内臓の機能を整えることを目的としています。使用する器具には、腹部調整器や腰部矯正器があり、これらを用いて全身のバランスを調整します。また、TL(トノライザー)と呼ばれる診断機器を使って、椎骨の位置や歪みを分析・判断し、最適な施術を行います。
アプライドキネシオロジー アプライドキネシオロジーは、G.J. Goodheartによって開発されたテクニックで、筋肉反射テストを使用して筋肉の弱化やストレスの状態を診断します。このテストに基づいて必要な調整を行い、身体の不調や障害を取り除きます。神経、血管、リンパ、経絡などに関連する反射点を利用し、全身のバランスを整えることが特徴です。また、TL(Therapeutic Localization)という手法で、患者の症状に合わせたアプローチを行います。
トリガーポイント療法 トリガーポイント療法は、Dr. TravelとD.G. Simonsによって支持された療法で、筋膜の緊張や痛みの原因となるトリガーポイントを特定し、圧力を加えることで治療を行います。圧痛点を手で感じ取り、適切な圧力を加えることで筋肉の緊張を和らげることができます。慢性の痛みや筋肉の緊張に特に有効であり、施術者の手技により筋膜の柔軟性を回復させます。
アクチベーターテクニック アクチベーターテクニックは、W.C. LeeとA.W. Fuhrによって開発されたもので、アジャステーターという専用器具を使って脊椎のサブラクセーション(微小なズレ)を取り除きます。患者が横になった状態で、アジャステーターを用いて脊椎の特定の部位に軽い圧力を加えます。この圧力は非常に速く短時間で施され、痛みを感じることなく調整が行われます。非侵襲的で痛みが少なく、特に高齢者や痛みに敏感な方にも安全に使用できます。
以上のテクニックを応用した「かじた式骨盤整体」は、多様な症状やニーズに対応し、全身のバランスを整え、健康をサポートできるようになります。