今から開業するなら「整骨院」と「整体院」どちらがいいの?!
youtubeの動画で見るならこちら
ようやくコロナが落ち着いてきたようですが、円安や物価上場、賃金不安定など日本経済の先行き不安な状態が今後も続きそうですね。
大企業、中小企業問わず今までの「終身雇用」は崩壊しつつあり、「副業」を認める会社も多くなってきました。
今後は公務員も今までのような「親方日の丸」で安泰とはいかなくなるかもしれません。
このような社会情勢において、独立開業は一見、リスクがあると考える方も多いと思いますが、私は今こそ「個人事業」「自営業」の時代だと考えています。
今は「VUCA」の時代と言われています。
VUCAとは「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。
想定外の出来事が次々と起こるので今までの常識が通用しなくなり、今までと違った新しいサービスも誕生しています。
このような時代において「社会変化に対応しやすい」個人事業や自営業はフットワークが軽いので有利なのです。
そして、会社組織ではないので「自己責任で生きられる」ことでストレスに対してもフリーになります。
少し前置きが長くなってしまいましたが、
これらを踏まえて開業するなら「整骨院」と「整体院」どちらがいいの?!についてお話ししてみたいと思います。
皆さんは「整骨院(接骨院)」と「整体院」の違いってご存知ですか?
整骨院は、怪我や交通事故などの「急性」の原因による「骨折、脱臼、打撲、ねんざ」などを「固定術」や「物理療法」を使って治療するところです。
ちなみに 整骨院で医療保険を使えるのはどんな時かというと
【整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。
なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
治療をうけるときの注意としては、単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。
このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。】
と厚生労働省HPに記載されています。
それに対して、整体院は「慢性」の腰痛や肩こり、姿勢、骨盤の歪みなどでお悩みの方が利用するところです。
「背骨」や「骨盤」のバランスを整える「手技」による療法受けること「自然治癒力」の向上などが期待できます。
ここで、「日本の国民医療費」の変遷について解説していきます。
1985年度からの統計によると、数回だけ国民医療費が前年対比で下がっている年もありますが、費用は年を追うごとに増加しています。
2019年度の約44兆円という国民医療費は、1985年度の約16兆円と比較すると3倍近く増えていることになります。
また、国民所得から見ても、所得に占める医療費の割合が増加しています。
1985年の国民所得に対する国民医療費の割合は約6.1%、2003年には約8.2%、そして2019年には約11.0%を記録しています。
なお、2022年の国の予算は約108兆円です。
このような状況下において、今後より、国民健康保険の負担増は増すばかりになるのは誰もがわかると思います。
整骨院の本来の保険診療については今後ますます厳しくなっていくと思うので、柔道整復師としての本来の仕事は難しいのではないでしょうか?
それに、骨折や脱臼、捻挫などになった時にほとんどの方が整形外科に行くので、ますます整骨院の保険診療だけでは売り上げを維持できません。
そのようなことから、最近の整骨院は自費診療を取り入れているところがほとんどです。
この自費の部分については、整体やカイロプラクティックと同じ扱いなので、整体院と整骨院の違いはありません。
ですので、個人的にはこれから自費診療として開業していくのであるのなら、あえて国家資格をとりのではなく、しっかりと治せる、結果の出せる整体やカイロプラクティックを学ぶのが良いと考えています。
実は私は20年前に開業する時に今の状況はおおよそ予想がついていたので、あえて柔道整復師の資格取らずに、カイロプラクティック専門学校に通い、整体やカイロプラクティックを学んで開業しました。
これからの日本において、より一層、健康保険の負担が増えていくので、国民1人にひとりが自分の健康について、今までのような病気になってから病院に行く時代ではなく、病気にならないために施術を受ける時代になっていく、いや、なっていかないといけないと考えています。
ぜひ、私も整体で多くの方々の健康に貢献したいという方は、私の整体スクールにいらしてください。
お待ちしています。
#VUCA
#アフターコロナ
#国民健康保険
#整体院開業
#整骨院開業
#独立開業
#かじた式骨盤整体スクール