みなさん、こんにちは。
双子のパパであり、ライフ快療院の院長、かじた式骨盤矯正の開発者である梶田了です。
今回は、「保険診療中心」の整骨院が実費へ切り替える3つパターンをご紹介します。
①保険と延長マッサージや鍼灸プラス
②保険と自費のセットでの提供
③実費メニューだけにする
①「保険+延長マッサージ」ですが、鍼灸を実費で追加提案する院もあります。
保険でいらしている患者さんは窓口負担が小さいのでどうしても請求できる額は小さめになります。
300~2,500円程度を実費で追加している院が多いようです。
患者さんに新しくよりよい施術という価値を提供し、対価をすこしでも多くいただくことは重要です。
②保険と自費のセット提供は、初回から提供するパターンになります。まだまだ少ないですが、「当院はこのパッケージでの提供のみ、保険のみのコースはありません」というパターンです。
③実費メニューだけにする
ここを目指されている院が多いと思います。
実は、このパターンが一番難しいようです
なぜなら、今まで保険で通っていた患者さんを途中から実費に切り替えようとしても、お客様のニーズが違うために一気に自費メニュー、一本にしてしまうと売上がガクンと下がってしまう場合が多いからです。
重要なので少し解説していきますね〜
保険を使って数百円で施術を受けていた患者さんに、数千円の施術の価値を説明しても実費診療に移行する方は少ないです。それは、今までの施術で納得して通っていたからです。
ですから、本気で実費メニューにするなら、今までの患者さんを実費に移行させるのではなく、「新たに患者さんを開拓する」必要があります。
例えば、慢性的な肩こりや腰痛で様々なところで治療しても改善しなかったという方やマッサージが苦手という方や、仕事が忙しくてあまり頻繁に通えないという方などをターゲットに新規集客する必要があります。
その場合、「施術のクオリティ」いわゆる「施術の技術」がしっかりしていないと納得して頂けません。
要するに「結果」が出ないとリピートに繋がらず逆に「あそこの院は値段が高くなっただけ…」なんて口コミが発生してしまいます。
そして、今までの手技と明確な違いがないと、「何が変わったの?」と患者さんは疑問を持ってしまいますので、新たに「自費診療」のための結果が出せる技術を取得する必要がなるかもしれません。
また、今までとはライバル院の層が変わってきます。
サロンや整体院など、「個室スタイル」のお店になるので、昔ながらの一般的な整骨院のような仕切りすらなく、ベッドの間も狭かったり隣のベッドの会話も筒抜けで聞こえてしまうような院は敬遠されてしまうのです。
また、忙しい方が多いので待ち時間なしの「予約制」を導入する必要もあります。
これが意外とネックなのが、実費をもらうことに後ろめたさや抵抗感を感じる先生がその金額をもらうことに対して自分に許可を出すことが必要です。
この3つのパターン以外に物販、介護事業や訪問マッサージなどの事業への参入の考えられます。
1年間に新規で開業整骨院が3,000件〜5,000件と言われ、今後ますます整骨院業界を含めた施術業界は激戦化していくことでしょう。
今までの保険施術のみで運営することは難しくなっています。
もし、まだ何も行動していないなら、今回ご紹介したパターンのどれかで行動を起こしてください!!
最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。
チャールズ・ダーウィンの名言集より